マレーシアでソフテニな日常

~大学でソフトテニス部に所属する体育会系なけんてぃがお届けするマレーシアのHappy Campus Life~

僕のテニス

スラマッパギー‼

マレーシアのけんてぃです。

 

最近ソフトテニスから離れていたな・・・と思いまして。技術に関しても戦い方に関してもいろいろがありますが、今日は戦い方。戦い方に関しては人それぞれ自分に合ったものがあるはずですので、あくまでも、参考程度に。

 

僕は結構トレーニングをするのが好きなので、おかげさまで球威には自信があります。とは言いつつあまり筋トレしまくるのはおすすめしませんが。うまくバランスを取りながら筋トレしないとケガをしてしまいますし、振り回しなどのきつい練習で十分に補えると思います。トレーニングに関してはまた次の機会に詳しく話すことにして、僕はゴリゴリに押せるシュートを軸にロブも織り交ぜていくタイプです。基本的には一定のコースでラリーして勝負したいときに中ロブを使う感じです。パッシングは相手前衛の足を止める目的か、前衛をかわす以外ではあまり打ちません。シンプルに戦うスタイルが自分の理想です。

 

もう1つ自分には武器があります。ズバリ、サーブです。身長170cmにも微妙に届かない僕ですが、サーブのスピード、スピン量には自信があります。とは言いつつ、常に最速サーブが入るわけでもないし、ダブルファーストを安定して使えるわけでもないので、だいたいセーブして打ち、ここぞってときだけフルスイングという形です。大切なポイントで簡単に点を取るためにはサーブが大事です。ここで意識するのは、フルスイングするときと同じリズム、タイミングで打つこと、いつでもフルスイングする準備をすることです。僕は大事な場面でスピードを上げるのですが、もちろん入る前提です。確実性を考えるとそういった心がけが大切になると思います。

 

前からこういう感じだったかというと、少し違います。シュートとサーブでゴリ押すのは同じですが、高校まではパッシングをめちゃめちゃ打っていて、困ったら前衛、という感じでしたが、大学生になったときに、それではいけないということで、だいぶパッシングを減らしました。自分の意識では全く打たないくらいの感じでしたが、今度は前衛につかまるようになったので今度はもう少しパッシングを増やしてバランスを取ろうかと。というのが留学行く前までの自分のスタイルの変化。前よりかは前衛を生かせていると信じています笑

 

僕みたいに戦い方を少し変える必要のある人はいるところ思いますが、この時に大切なのは客観的な意見です。多くの方から意見をもらうのが一番大事なことだと思います。主観ではわからないことが多くあるからです。自分のペアと話し合うことも大切だと思います。でも、自分の曲げてはいけない部分は誰にでもあるので、そこも正確に把握したうえで話し合ってくださいね。試合を支配できるように頑張ってください‼

 

 

 

僕がブログを更新できなかった理由

スラマッパギー‼

マレーシアのけんてぃです。

 

僕は結構前からブログを更新していませんでした。一目瞭然ですが・・・。そこには理由があります。今まで投稿をためらっていた、というかしたくないと思っていましたが、留学に通じることもあると思いますし、海外に縁のない方の中にも共感をいただける、もしくは参考になるかもしれないと思い、その理由について投稿しようと思います。

 

ブログを更新できなかった理由は、この数か月間、うつ状態に陥っていたためです。そのせいでブログどころか、しばらく大学にすら行けていませんでした。ソフトテニスの普及とかいろいろなことに取り組み、ある程度の前進があったことは事実ですが、正直なことをいうと、自分自身ぎりぎりの状態の中でやっていました。僕の場合、中学生くらいの時から軽度のうつ状態、詳しく言うと、頑張れば普段通りに生活できる程度のゆううつな気持ちということになると思いますが、そのような状態になることは今まで珍しいことではなかったです。普通の日常生活を送るためには、少し頑張るというか、周りに気を使わせないための努力が必要だったのですが、だんだん生活に支障をきたしてくるようになりました。以前からブログに書いていた不眠症とかもこの症状の一環です。

 

僕はもともと超ド級のネガティブ志向です。また、この不安定さ自分が生まれ持った性格だと思いますし、そのことを表情に出したくないという変なプライドの高さももともと持ち合わせたものだと思います。そして自分にとても厳しい。いいように聞こえますが、放置しているうちにその度が過ぎてきました。何でもかんでもいらないことまで自分のせいにして自分を責めるようになりました。何が1番いけないかというと、それを自分で正しいことだと思っていたことです。ネガティブ志向は直そうとしたのですが、肝心の自分を責めすぎる性格、つまり完璧主義を直すことはしませんでした。そのせいで自分を追い込みすぎ、一時期は自殺も考えたこともあります。

 

そこまで追い込まれても、自分を追い込んでも、それを他人に相談もできませんでした。これが自分の1番いけないところでした。なんでも自分1人でできると思いあがっていたというのもありますが、1番の問題は、他人を信用していなかったことです。小学生の時に、いじめに会い、それ以来いじめはありませんでしたが、ずっといじられキャラでした。そのうちやっぱり度が過ぎてくることも多々ありました。今更いうのもずるいですが、正直やめてほしかった。それから人と関わることをきついと感じてしまうようになりました。もちろん信頼できる人もいます。でも少なかったし、信頼できる人にも自分の弱みを見せたくないという変なプライドというか、他人との壁が本当に高い。そうやって全部一人で抱え込もうとし続け、限界を超えてしまいました。

 

留学しようとした理由の1つに、環境を変えて、英語を学ばなければいけない状況にすれば、コミュニケーション能力が上がるのではという考え方も少しありました。コミュ力を上げれば、1人で抱え込まなくなると思ったのですが、人間そう簡単に変われないようで、それでも抱え込もうとしました。留学の目的として、コミュニケーション能力を上げる、英語の上達を掲げることもすごくいいと思います。1つ注意すべきことは、異国のテンションについていくという荒療治になることです。正直、大変な思いをするのは留学においては当たり前のことです。そこから逃げずにうまく乗り越えていけるかどうかが留学において一番のポイントになるのかなと思います。

 

今は万全、とは言えないと思いますが、ある程度は回復できました。たまに眠れないことはありますが、頻度もかなり落ちました。睡眠も質がいいものになりました。ここまで回復するまでに、日本、マレーシア両大学の先生方をはじめ、カウンセラーの方や両親、そのほか様々な方に支えられました。自分の場合、こういうことをなくすために完全回復ではなくその先に行く必要がありますが、とりあえず完全回復まではできそうです。

 

こうやって1回限界突破したからこそ、自分を変えていこうとあらためて思うことができました。皆さんからしたら当たり前のことかもしれませんが、僕はストレスに極端に弱く、難しいことだと感じます。別に今の自分の性格が一概に悪いのかと言われればそうではないと思います。ネガティブ志向も完璧主義もいい面はあると思います。ですが、デメリットもあることは間違いないです。今後は自分のバランスが崩れないように、色々変えていく必要があると思います。こういうことに気づけたのも留学したからかもしれません。これは強調しますが、僕は、神奈川大学に入って、留学して、ソフトテニスを続けられて本当によかったと思っています。どれだけつらい思いをしても、これは変わらないです。

 

自分が言うのも説得力に欠けるかもしれませんが、この記事を見て自分も同じような性格だとか自分もうつだという方は、抱え込まないでほしいです。もっと楽に生きてほしいです。自分の勝手な思い込みですが責任感が人一倍強い人がこうなると思いますし、そういう人は、頑張りすぎてうつになると思います。物事にはすべて表裏があります。努力することにもです。努力して悩むなら、自分にとって有益なものだけで十分です。悩まなくていいもの、頑張らなくていいものに対しての努力は自分にとっては毒でしかないです。

 

これから普段通りの生活に戻ろうと思います。しっかり大学にも行きます。ブログも楽しいので、PV0人でも続けていきたいなと思います笑。暇だったらこれからものぞきに来てください。

 

カンボジアのインターンで僕の生活が180度変わった話

スラマッパギー‼

マレーシアのけんてぃです。

 

久々の投稿‼ソフトテニスのイベントが終わって少しゆっくりしていました。マレーシアのスローライフマジでいい。最近は僕の寮にいる子猫が殺人的にかわいくてつい道端に座り込んで長時間なでなでしてしまい、周りからなんだこいつみたいな白い目で見られるのが悩みです。しょうがないじゃないか、かわいいんだもの。

 

こういうゆっくりした時間のなかで最近の僕の生活について考えることが多くなりました。最近いちばん思うのは、やっぱりカンボジアに行ってよかったなってことです。僕自身1人で行くってこともあり、正直ビビりながら荻原さんのもとへ行こうと決めてました。結果、マレーシアでも講習会など、やりたいことができるようになった。やっぱり人生勢いですね。最近荻原さんのインターンが人気と小耳にはさみましたので、今回は、ぜひカンボジアへ行きたい‼というソフテニ大好きっ子のために僕がカンボジアでやってきたことをもう一度まとめていきたいと思います‼

 

僕が任されたのはカンボジアチームの練習内容の考案と審判のやり方を教えることです。しかし、具体的なやり方は自分で考えました。基本的に荻原さんは自分のやりたいようにやってくれればいいという放任主義なスタンスなので、自分で考え、実行していかなければいけません。僕はそういったところが自分を見つめなおせる、自分に何ができるかを見極められて、とても有意義な時間を過ごせた要因になったと思います。僕は正直何もできなかった感が強いですが、この悔しさがマレーシアでの活動の原動力になっています。成功させようという姿勢ももちろん欠かせませんが、前に進み続けるためには、その結果を受けてそこからどうするかもとても大事だと思います。

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一緒にプレーしたり技術指導もしました



 

ほかにも、荻原さんのインターンシップではソフトテニスだけではなく、コートの外でも様々な出会いがありました。荻原さんを通じて、経営者としてカンボジアで活躍している方や、僕と同じようにインターンシップカンボジアに来ている学生の方など、様々な方と出会えました。皆さんとても気さくな方ばかりで、面白いお話をたくさん聞くことができ、本当に参考になりました。また、学生の方からもこれまでもことなどを聞くことができ、とても刺激を受けましたし、負けていられないなと闘志を燃やしたりしてました。自分と同年代の方もカンボジアで頑張っています。このような方とも会うことができ、ソフトテニスに限らず、自分自身の可能性を広げられたと思います。

 

このインターンシップでは、自主性が大事になってきます。自主性を養うにはうってつけだと思います。積極的に行動することがこのインターンシップを有意義なものにするためには欠かせないです。まずは行動しないと始まりません。結果は後からついてきます。くよくよ迷わないですぐに行動に移すことが一番大事です。失敗したらその時はその時なんですから。

 

僕はこのインターンシップを通じて成長できましたし、やりたいことも見つけました。人間的に成長するためにはどうしても苦労がつきまといます。どうせ苦労するなら、大好きなソフトテニスを通じて苦労して、成長していきませんか?迷っている暇があったら即行動‼この経験は日本では決してできないし、自分にとってもかけがえのない財産になります。カンボジアに行くことに対して、不安になる気持ちもわかります。僕も不安でした。実際英語が喋れる僕もコミュニケーションが取れず苦労もしました。でも乗り越えられました。このインターンに参加したい‼カンボジアに行きたい‼と思う行動力があれば何も怖くない‼どんな壁も乗り越えられるはず‼ぜひ思い切って参加してみてください‼

 

カンボジアに関して、僕からの助言。カンボジアはUSドルとリエルという通貨が流通していますが、リエルではなくUSドルに換金してもらうのがおすすめです。なぜなら1USドル=約4200リエルなので、支払いに苦労します。僕はUSドル持ってなくって支払いに苦労しましたし、値札もUSドル表記なのでご注意を。

 

 

ではでは

 

そふてにイベント@マレーシアやったった

スラマッパギー‼

マレーシアのけんてぃです。

 

前から言ってたソフトテニスのイベントをやってきました‼・・・というものの人数が全然そろわず・・・時期が悪かったのか、みんな実家に帰っているという中で、今回はカンボジアからハラハタさんと僕の現地の友達1人が一緒にソフトテニスをしてくれました!

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ありがとうございます!

彼は硬式テニスの経験者で、ソフトテニスに関しては初心者。ハラハタさんは中学生の時にソフトテニス部に所属していた経験者だそうです。プレーするのはそれ以来だそう。自分としては、ソフトテニスの初心者、しかもソフトテニスを知らない人と一緒にプレーできたのはとっても嬉しかったですし、わざわざカンボジアからきてくださったハラハタさんと一緒にプレーしたことも嬉しいし、いろいろな話も伺えたのでほんとに刺激にもなりました‼とても楽しい時間でした。来てくれて本当に感謝しています‼ありがとう‼

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ハラハタさん撮影



 

実は今回トラブル続きで一時はどうなるかと思いましたが、実行できたことがまずうれしいです。もうちょっとうまくできたら・・・と思いながらも頑張れたのは個人的には大きいと思います。

 

自分がこの活動をするうえでいちばん大切なのは「継続」だと思っています。なので、これからもこのようにソフトテニス普及活動を頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします‼

硬式テニスvsソフトテニスの争奪戦⁉中体連に硬式テニスが加入したらどうなるか個人的に考えてみた

スラマッパギー‼

マレーシアのけんてぃです。

 

ツイッターを見ていたらこんなニュースが。

「中体連に硬式テニスが加入」

ぶったまげ~って感じですね。でも近年の錦織圭選手、杉田祐一選手の活躍、また最近だと、ダニエル太郎選手が日本人選手4人目となるATPツアー初優勝、ダブルスでもマクラクラン勉選手のペアが全豪オープンでベスト4、楽天ジャパンオープンではマクラクラン勉/内山靖崇組が優勝、という好成績を残し、女子も大坂なおみ選手が注目されるなど、日本テニス界は今めちゃくちゃアツいというのは周知の通りで、こうなることはごく自然な流れと取れると思います。

 

これまでの中学校の部活別人口を見るとソフトテニスはかなり人気の高い部活になっています。下の表が中体連の加盟人数のランキングになります。

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男子が4位、女子に至っては1位という高い順位につけています。個人的には、中学生、高校生のプレーヤーが1番ソフトテニスに情熱をもっていると思います。僕の普及活動に反応してくれる方もほとんどが中高生です。このことを踏まえると、ソフトテニス「はまるとどっぷり浸かっちゃうスポーツ」なのかなと思います。マイナースポーツのソフトテニスを続ける人はやっぱりソフトテニス大好きっこばかりだと思います。ただ、高校生になると硬式テニス部に入部する人も増え、ソフトテニス人口は一気に減ってしまうため、はまらない人も多いというのが分かると思います。

 

ここに中体連に硬式テニスが加入するとどうなるか、シンプルに競技人口が減るというものですが、その下がり幅が1番気になることです。おそらく中学の段階では硬式テニス部がないからソフトテニス部に入るという人が少なからずいると思います。高校になると一気に競技人口が減ることからも推測できます。この下がり幅によって今後成すべきことが変わってくると思います。この下がり幅が大きい場合、現在の競技人口を維持することも困難になる可能性も否定できません。

 

かといって硬式テニスから引き抜くこともできないし、してはいけないことです。1番の理想は硬式テニスとソフトテニスがうまく共存できること。ではどうするか。僕はソフトテニスの魅力をより広域に、効率よく伝えていくことだと思います。自然とソフトテニスをやりたいと思わせることが大事だと思います。小さい子供たちがソフトテニスにあこがれを抱けるような工夫、大人に対してはもう一回やってみたいなと思えるような努力、海外にソフトテニスを浸透させることも最終的には日本ソフトテニス界に恩恵をもたらしてくれると思います。

 

その手段は、ソフトテニスのプロ化が有効だと思います。以前、プロ化に対しては慎重に議論していくべきだといいましたが、状況が変わり始めましたからね。プロ化することで、大会自体も様々な形でエンターテインメント性を持たせたりすることもできますし、全国各地で試合を展開していくことも容易になるのではないのでしょうか。NPBJリーグほどのレベルまで引き上げることは簡単ではないことですし、そもそも競技性が全く異なりますが、将来的にこれくらいキラキラしたリーグを開くことができればもっと面白いことになると思います。現在の日本リーグをもっと盛り上げることもそうですし、天皇杯皇后杯も「ソフトテニスの祭典」として、試合を見るだけでなく、選手と交流する機会を設けたりなど、工夫することはいくらでもできるはずです。ただ、そのためには資金が必要です。そういった資金の面からも、プロ化をすることで、大会の入場料などを発展に回せるようになるかなと思います。今まで無料で見に行けたものが見に行けなくなりますが、今後のソフトテニス界の発展のためには必要なことかと思います。

 

硬式テニスも盛り上がりを見せている中、ソフトテニスも硬式と同じような盛り上がり方ができれば最高だと思います。硬式テニスも楽しいし、ソフトテニスも楽しい、似ているようで魅力が異なるところにある競技ですが、その双方を良さを理解することができればいいですね。